会長挨拶

竹内会長就任のご挨拶

 同期卒業の同窓会役員を含め諸先輩からの推挙があり、令和6年獨協同窓会総会で同窓会会長に選任されました竹内文生でございます。

 まず簡単に自己紹介させていただきます。昭和40年に獨協中学に入学し、昭和46年に本学を卒業しています。大学卒業後は大学院に進み、医療関係の財団に10年間務め、その後看護系の短大、大学で教鞭をとり、公立大学の教授、理事を務め現役を引退しております。現役引退後は地域活動にも参加し、現在に至っています。

 獨協同窓会とのかかわりについて申し上げれば、会報である独協通信の編集には長年かかわり、同窓会の執行部の末席におりました。同窓会活動を会報の編集という立場で見てまいりましたが、同窓会の役員の方々のご苦労は身近に見てきたこともあり、会長の務めの大変さもわかっているつもりです。幸い今期の執行部には若手もたくさん参加いただいておりますので、若い方々の新鮮な発想やエネルギーに期待して何とか任期を全うしようと考えています。

 今更申すまでもありませんが、同窓会は同じ学び舎で青春時代を過ごした者同士学年を超え交流を深める場だと考えます。卒業年次を同じくする者はクラス会や同期会といった場で旧交を温めるチャンスがあります。また、学年を超えた交流は学生時代の部活動やサークル活動の中で卒業後も続いているようです。このほかに同窓生のつながりは職域単位の同窓会(ドクターズクラブ、歯科医師獨協会など)、大学単位の同窓会(上智大学獨協ソフィア会、日大医学部獨協同窓会など)そして地域単位の同窓会(杉並獨協会など)などいろいろとあります。そうした各種同窓会の活動の中でも獨協同窓会はその基本となるもので多くの会員の方から構成され、それぞれの同窓会を支援し、会員相互の交流の場として活動しています。また、最近では関西地方在住の方が地域同窓会を設立する動きもあり、同窓会としてもこうした活動を支援していこうと考えています。

 同窓生の数は、わたくしが卒業した時代には1学年7クラス、8クラスあったことから毎年300人以上の同窓生が会員に加わっていましたが、学校の定員の削減で最近では毎年200人の新卒者を迎える状況になり減少しています。そうした中、卒業年次ごとに年度幹事を2名ずつ選任することが同窓会会則に示されていますが、実態としては平成以降の卒業生は少なく、高齢の同窓生が会の運営に携わっているのが現状かと思われます。こうした問題への対応は長期的に同窓会を活性化していく上では重要な課題の一つではないかと考えています。そのためには在校生への働き掛けも重要ではないかと考え、数年前から在校生向けの講演会を各界で活躍中の卒業生を演者にして開催しており、在校生には良い刺激となっているようです。また、多くの同窓生、在校生に同窓会を知ってもらうために毎年秋の秋分の日前後に開催されています獨協祭にはブースを設けその活動状況の一端を紹介しているところであります。

 そのほか同窓会の活動としては母校の図書室への図書費の寄贈や優秀な卒業生やスポーツ部の活動で顕著な活動のあった生徒の顕彰なども行っています。また、折に触れ校舎の改築費などの寄付、奨学金の拡充など母校への支援も行っています。

 以上のような活動については会報を通じて同窓生諸氏にお伝えしているとは思いますが、今般会報をめぐる環境に大きな変化が起こっています。現行の会報は総会前の総会開催通知および年末の会報の年2回となっております。これは同窓会発足以来の会報の配布方法ですが、印刷物としての会報の郵送で行ってきました。近年、情報化の進展で印刷物での情報伝達からネットワークを介したデジタル情報での伝達へと変化しております。このような状況は郵送コストにも影響し、本年10月から郵便料金が改定され会報の郵送についても見直しを迫られる事態となっています。少なくともこの課題に対し私が会長在任中に何らかの解決をしていかなければなりません。そうした意味で会員諸氏の協力とご理解を頂かなければと考えています。

 これからの同窓会活動に少しでもお役に立てればと考えております。是非とも同窓生各位のご支援ご協力を賜り会の運営に尽力していこうと考えております。

会長 竹内 文生

獨協同窓会事務局

開局時間
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